母の闘病に寄り添った経験からセラピストになりました。
勝算のない病と闘いながら苦しむ母の足を、ただ闇雲に手で包みながら、「もっと私に知識があれば、お母さんの痛みを和らげる何かができるかも知れないのに」と思った、その想いがセラピストを志した原点にあります。
セラピストになり、沢山の方のお身体に触れさせて頂く中で、手で触れる事、それ自体が癒しであると知りました。
私が母の足を手で包んだ、あの行為は、あれだけで充分だったのです。
必要なのは、知識ではなく意識だと、今は思っています。
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私のセラピストとしての仕事は、お客さまの紡がれる人生という唯一無二の物語に、心を寄せて共に在ること。
喜び 悲しみ 苦しみ 恐れ 怒り 心配…
繊細なページをめくりながら、一つ一つのエピソードを大事に味わってゆく。
物語の続きは音語り。
私は、音叉を手に、その唯一無二の物語へと足を踏み入れ、音を奏でる。
Ohm New-Moon Venus Mars...
星々の音が、全てを無限大の調和へと誘う。
もはや自他の境なく、壮大な宇宙の物語の中へと呑み込まれてゆく。
あなたは私。
私はあなた。
そして私達は宇宙。
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私は人を魂の存在として見ています。
「どこどこの誰々」という今生での肩書きではなく、
「地球に生まれた真っさらなあなた」が何者であるかを共に見つめるために、施術をします。
それを知ることで、あなたの人生が、本来の輝きを放ち始める。
どうぞ、サロンまなはで、あなたを見つめる時間を味わいにいらして下さい。
必要な方へ届きます様に。
大木 華